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室内観察用のサンプルをとるには?
観察結果がまとまってきたら、持ち帰ってもっと詳しく調べるためのサンプルを集めましょう。ここでは、その取り方などについて説明をします。
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用意する道具
よく使う道具
ねじり鎌
筆記用具
サンプル袋
あると便利な道具
大事な“みかた”
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サンプルをとるには
室内観察用に持って帰ってくる岩石などを、専門用語では『サンプル』または『試料』といいます。サンプルを採取するには、とったサンプルを入れてくる袋(厚手のビニール袋がよい)と、採取に使うハンマーやねじり鎌が必要です。 また、どんなものを袋に入れたのかを記録するため、サンプルをとりはじめる前に油性マーカーで袋に採取した日付と採取したものの名前を書くと良いでしょう。
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火山灰のサンプルをとるには
比較的柔らかい火山灰層から、火山灰を採取する時には、ねじり鎌を使うと便利です。まず、できるだけ表面の色が変わった部分やコケなどを入れないよう、表面をあらかじめ削ってきれいにして起きます。 その後、左の写真のように利き手ではない方で袋をできるだけ大きくひらくようにし、利き手でねじり鎌を持って表面を削って、袋の中に入れていきます。このとき、できるだけ穴にならないよう表面を削っていくのがポイントです。 とる量ですが、握りこぶし1~2つ分あれば十分な量となります。採りすぎないように注意しましょう。