みかたID:00001
露頭に行ったら、まず何をする?
露頭で観察をはじめる時、まず何をしたらよいか困りませんか?この項目で、露頭を目の前にしたとき最初にすることを知っておきましょう。
タグ:
用意する道具
よく使う道具
折尺
クリノメーター
クリップボード
筆記用具
地図
ワークシート
あると便利な道具
カメラ
野帳
GPS
大事な“みかた”
-
露頭全体が見渡せる場所に立つ
まずは、露頭全体をしっかりとながめます。ここで、まず露頭の大きさ、地層・岩石の色などを確認します。また、方位磁針などを使って露頭が広がっている方角もチェックします。もし、カメラを持っている場合は露頭全体の写真を撮っておくと、後で役立ちますよ...。
-
露頭の色を調べる
露頭には様々な色の部分が見られると思います。ながめた時にどのような色の部分があるか調べると、近づいて見た時に、どのような点に注目して調べればよいかの参考になります。
まずは、何色くらいに分かれていて、それぞれがどんな色をしているのかを記録すると良いでしょう。
色を調べる時は、ぬれていて色が違う場合もありますので、注意深く観察してください。
-
露頭の大きさを調べる
露頭は大きいため、大きさを直接正確に測るためには、メジャーなどを用いて測ります。しかし、実際には大きすぎるため、メジャーが足りなかったり、高いがけで登れないために高さを測ることが難しかったりします。
そのような場合は、基準となるものさし(折尺)をおいて、幅や高さがものさしの何倍くらいになっているかを調べます。
写真を撮る時も、折尺や人物を一緒にとるようにして、長さの基準にできるようにしておきましょう。